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自己紹介

著作権コンサルタントをしています。クリエーターの卵から世界的に著名なアーティストまで、コンテンツビジネスや著作権にかかわる法律問題について、グローバルに支援しています。 カネダ著作権事務所 http://www.kls-law.org/

2025年7月2日水曜日

Q&A/波の音や、小鳥や虫の鳴き声など、著作物でない音を録音テープなどに収録したものも「レコード」に当たりますか?

 

{Q} 波の音や、小鳥や虫の鳴き声など、著作物でない音を録音テープなどに収録したものも「レコード」に当たりますか?

A はい、「レコード」に当たります。

著作権法上の「レコード」は、録音テープなどの「物に音を固定したもの」(“有体物に収まっている音の存在”というイメージ)です(215)。ここでは、その「音」の内容如何は問いません。つまり、楽曲や講演などの著作物に限りません。波の音や、小鳥や虫の鳴き声など自然界に存在する音や、著作物としては創作性に疑義がある短い効果音、AIが生成した人工的な音でも、これらが何らかの「物」(有体物)に「固定」(録音)されると、その時点でその「音」は「レコード」になります。

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